ROBOT PAYMENT TECH-BLOG

株式会社ROBOT PAYMENTのテックブログです

Slackのスタンプから命名記法について考えてみました。

Slackのスタンプの命名法について考えてみた。

こんにちは。4月に新卒として入社いたしました、株式会社ROBOT PAYMENTの小林です。弊社では、社内のコミュニケーションツールとしてSlackを採用しています。Slackといえば、独自にスタンプを追加できることが有名です。弊社でもオリジナルのスタンプが続々と追加されています。日々増え続けるスタンプですが、どのように名前が付けられているのだろうと気になりました。ほかの人が作ったスタンプを検索する際に、統一されていたほうが検索しやすくなると思い、Slackスタンプの命名について考えてみます。(3000個近くカスタムスタンプがありました!)

ちなみに弊社でよく使われているスタンプはこちらです!(働く環境に記載があります)

www.robotpayment.co.jp

命名法の種類

最初に考えたことは、命名法についてです。
大きく分けて、
1. キャメルケース
2. パスカルケース
3. スネークケース
4. チェーンケース

の4つがあると思います。

ただすでにある社内のスタンプを見る限り、
ほとんどのスタンプが上記に当てはまらないパターンでした。
後に記載しますが、以下の2パターンが多かったです。

パターン1 ローマ字入力
ありがとう→arigatou
了解です→ryoukaidesu

パターン2 日本語そのまま
承知しました→承知しました
確認済→確認済

文字をつなげるときは、3. スネークケース 4. チェーンケースが多くみられました。

社内の現状

スタンプを命名する際には、英語と日本語、そしてローマ字で表記する方法があると思います。 社内のスタンプを1通り確認してみました。 するとローマ字の表記が一番多かったです。(8割近くがローマ字表記でした)

お疲れ様でした→otsukaresamadeshita
どういたしまして→douitashimashite

今後の対策

プログラミングにおける変数名は、英語で記載されることが通常です。 ローマ字だとコードの可読性が下がりますし、様々な要因からローマ字の記法は避けたほうがいいとされています。
では、Slackのスタンプだとどうでしょうか?

Slackのスタンプは非エンジニアの方も多く使いますし、
すでに弊社のSlackのスタンプは、ローマ字の命名であふれかえっています。
今後の対策として以下の3つを考えました。

1. Slackのスタンプ命名ルールを新たに制定する(英語)

すでにあるスタンプは負債となってしまいますが、今後追加するスタンプについては命名ルールに従ってもらうようにします。言語としては英語を選択するのが一目みたときわかりやすいので、英語で記載します。またSlack標準のスタンプをみたところ、チェーンケースで記載していたので、以下のような方針でいきたいです。
①英語で記載すること
Slackで標準搭載されているスタンプを参考に命名してもらいます。
②スネークケースを採用すること

  :smile:   :muscle: 
 :hoge_smile:
 :thank_you:
  :see_you:

2. そのままローマ字記法を踏襲する

すでにあるスタンプに合わせてローマ字で記載するようにします。
ここで考えるべきは、ヘボン式と訓令式です。
弊社のスタンプの名前は、どちらの方式もあったので、
統一したほうがスタンプを検索しやすくなると思います。

弊社のSlackチャンネルの命名にはヘボン式が使われているので、スタンプも統一します。

○ o"tsu"karesamadeshita
× o"tu"karesamadeshita

3. Slackのスタンプ命名ルールを新たに制定する(ひらがな、カタカナ、漢字、英語)

こちらもすでにあるスタンプは負債となってしまいますが、今後追加するスタンプについては命名ルールに従ってもらうようにします。

①スタンプの表記のまま記載する

○ 済→済
× 済→done

②英語の固有名詞もそのまま記載する
(カタカナにできる場合はカタカナを使う)

Python
Ruby_on_Rails
GitHub_Copilot
ChatGPT_ロゴ

どの方法がよいか

Slackのスタンプに限っては、スタンプの名前の可読性よりも検索したときにヒットしやすくなることが重要だと考えられます。そのため、Slackのスタンプの命名法は「漢字やカタカナなどを使うようにする」方式が一番いいと思います。

なぜなら英語やローマ字と違って、一つの漢字でいろんな意味を持つからです。

例えば踊っているキャラクターのスタンプがあるとします。
このとき、英語で表現すると

:dancing: :dance: 

ローマ字だと、

:dance: :odori: :odotteiru:

漢字を使うと

:踊:

となるのではないでしょうか?

ハンバーガーを食べていたら キャラの名前ハンバーガー
なんだかキャラが揺れていたら キャラの名前_揺

このような感じに 名前_動作の漢字 とすれば、検索にヒットしやすくなると思います。

結論

Slackのスタンプに限っては、スタンプの名前の可読性よりも検索したときにヒットしやすくなることが重要だと考えられます。そのため、Slackのスタンプの命名法は「漢字やカタカナなどを使うようにする」方法がいいと考えています。弊社のスタンプは、ほとんどがローマ字で記載されていたので既存のものは完全に負債となってしまいました笑。しかし今後は漢字とカタカナで記載して、よいSlackスタンプライフを送りたいと思います。もしSlackのスタンプの名前を一括で変換できるものがあれば使ってみたいです笑 いや作る方が早いかもしれません笑



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