こんにちは、ROBOT PAYMENTのペイメント事業部システム課の谷口です。
本記事では「ペイメントサービスプロバイダー(PSP)とはなんぞや」という点で執筆させて頂きました。
- ペイメントサービスプロバイダー(PSP)ってなに?
- 弊社(株式会社ROBOT PAYMENT)の一部決済処理の仕組みをご紹介したいと思います
- もしPSPを使用しないと何をしないといけないのか
- PSPを活用される事で得られることは何か
- 弊社(株式会社ROBOT PAYMENT)と他社PSP様では何が違うのか
- 総括
ペイメントサービスプロバイダー(PSP)ってなに?
PSPとは簡潔に言いますとクレジットカードや口座振替、コンビニペーパーレス等の各種決済手段を取り扱っている仲介人とイメージして頂けますと想像しやすいかと思われます。
ビジネスモデルはBtoBtoCになります。
弊社(株式会社ROBOT PAYMENT)の一部決済処理の仕組みをご紹介したいと思います
クレジットカード決済を事例として紹介したいと思います。
システム構成(下記図)
- Webアプリケーション①
- ASP.NET MVC
- IIS 10
- C# 7
- .NetFramework 4.8
- Webアプリケーション②
- ASP.NET WebForm
- IIS 10
- C# 7
- .NetFramework 4.8
- C++製サードパーティライブラリ
- 決済センター
- 外部サービス
決済を行ったお客様の決済情報が加盟店様サイトから弊社の下記図のWebアプリケーション①に送られ、Webアプリケーション①では送られてきた決済情報に誤りがあるか等チェックを行います。
チェック等のあとに問題ないと判断されるとWebアプリケーション②にSOAP通信で決済情報が送られます。
Webアプリケーション②では下記図の決済センターに決済情報を伝送しています。
決済センターへの通信はソケット通信になっており、弊社ではC++製サードパーティライブラリを利用してソケット通信が行われております。
Webアプリケーション②がなぜ必要なのかについてですが、Webアプリケーション①がモノシリック・アーキテクチャで作られている為、他の決済手段の機能追加や修正が行われる際にクレジットカード決済機能のコアになる部分に影響を与えないようにする為になります。
決済センターに決済情報が伝送されると各ブランドへオーソリー処理(与信確保)が行われます。
ここまでだと与信の確保を抑えただけなので、実際の売り上げ処理は別でバッチ処理にて決済情報を整理して決済センターにファイルで伝送を行います。
以上をもって弊社クレジットカード決済の仕組みとなります。
もしPSPを使用しないと何をしないといけないのか
PSPを使用されず各種決済を取り扱いたい場合には決済システムの構築や加盟店様で各決済手段毎に手続き、ネットワーク専用回線・設備の設置、セキュリティ等の対応により時間と費用が必要となります。
PSPを活用される事で得られることは何か
- 各種決済手段を利用することが出来ます。
- 入金サイクルがバラバラにならない
弊社(株式会社ROBOT PAYMENT)と他社PSP様では何が違うのか
各種取り扱っている決済会社のAPI管理や取り扱う決済の種類を増やし加盟店様に多種多様な決済方法をご提供させて頂いております。
他社PSP様との違いは自動継続課金システムと言う加盟店様ごとに設定して頂いた期間毎に自動で決済を上げるといった機能と弊社の請求管理ロボと言う請求・債権管理のクラウドサービスとの連携があり、決済から請求・債務管理までワンストップのソリューションをご提供させて頂いております。
総括
PSPを活用されずに各種決済に対応しようとすると時間と費用が掛かります。
よって各種決済をご利用されたい際はPSPを活用なさる事をお勧め致します。
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