こんにちは。決済システムでエンジニアをやっております hoshino33 です。
今回は決済システムの.NET(C#)の歴史を紐解いていきたいと思います。
決済システムにおける開発
ざっくりですが主に以下を開発しております。
決済システムにおける.NET(C#)の歴史
2015年頃
私が追えたのは2015年頃になりますが実際はもっと古くから稼働しているようです。
情報が少し曖昧なのですがおそらくこのあたりです。
- Visual Studio 2013
- C# 5
- .NET Framework 4.5
- ASP.NET Web Forms
2016~2018年頃
割愛しておりますが2016~2018年頃でも各種バージョンアップはされています。
2019年頃
私が入社した時期はこのあたりです。基本的には上記のサービスはこちらで開発されていました。
- Visual Studio 2015
- C# 6
- .NET Framework 4.6
- ASP.NET Web Forms
2020年頃
もともとバージョン上げたいという話は合ったのですが、正直なところ上げないといけない理由(サポートが切れる等)がないと、なかなか上げずらい状況でしたが、ちょうどインフラ環境をオンプレからAWSへの移行がありその際にバージョンを上げました。
余談ですがC#をやめJavaでリプレイスするという計画もありました。
- Visual Studio 2019
- C# 7
- .NET Framework 4.8
- ASP.NET Web Forms
2021年頃
決済フォームのリニューアルにつき一部のリンク方式の決済はこちらで開発しております。この時期なら、なんで.Net Coreじゃないの?と思われている方も多いと思いますが既存の処理を利用する都合上.NET Frameworkを切り離すことは難しいと判断し、大きな変更点としてはASP.NET MVCとなっております。
- Visual Studio 2019
- C# 7
- .NET Framework 4.8
- ASP.NET MVC
2022年頃
現在開発中なのであまり詳しくは書けませんがこちらで開発しております。こちらは決済フォームのリニューアルとは違い、切り離すことが可能なためせっかくなので最新でやってみようとなっております。現状はこちらもWindows環境ですが、今後Windows環境以外に乗せることもできますしね。
- Visual Studio 2022
- C# 10
- .NET 6
決済システムの現在
現在は以下の状態になっております。
まとめ
主なサービスはまだまだ.NET Frameworkで動作していますが、現在の開発では.NET 6を取り入れております。もちろん運用にあたり.NET Frameworkを触る機会は多いですが今後少しずつ.NETに移行していければ.NET Frameworkから脱却し.NETになります。また、脱Windowsもできるようになります。現在、.NET 7 Preview 1も出ているので今後対応も必要になってきますので比較的に新しいものを触る機会もあると思います。
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