ROBOT PAYMENT TECH-BLOG

株式会社ROBOT PAYMENTのテックブログです

エンジニア未経験から10ヶ月経ちました。

ご挨拶

 こんにちは。フィナンシャルクラウドシステム課で請求管理ロボの開発に携わっている木村です。ROBOT PAYMENTに入社と同時に、未経験からエンジニアとして働き始めてから10ヶ月が経つのでそろそろ1年になります。これまで意識したこと、気づいたことなど、ざっと振り返りました。これからエンジニアとして働き始める方などに、少しでもご参考になれば幸いです。

ざっと今までの振り返り

 ROBOT PAYMENTには2022年の9月に入社しました。当時参画した時、私の所属しているチームでは請求管理ロボのインボイス制度(適格請求書等保存方式)対応のリリース間近だったため、当対応における結合テストを実施することが私のエンジニアとして初めてのタスクでした。(テスト項目が多く大変でした。。)
 以降は、新機能開発から規模の小さな機能改修まで、各々のプロジェクトにおける要件定義、実装のタスク、テスト仕様書作成、テスト実施など、1プロジェクトの中で分割されたタスクの一つに担当として取り組んでみるなどしていました。
 現在は、規模の大きい開発を推進するレベルではありませんが、あるプロジェクトをリリースまで主担当として取り組んでみているといった状況になります。
 常に、エンジニアとしての一般的な技術のキャッチアップや、請求管理ロボの仕様のキャッチアップと並行して上記を進めていったような感じになります。

エンジニアとして働いて楽しかったこと

①実装が面白い

 例えば、ある項目を画面に表示させるような簡単な実装でも、目的を達成できた時は気持ちが良いです。一つづつクリアしていくことで、それは自信につながりました。

②自社のサービスがお客様に喜ばれていることを知った時

 これについては直接的に私が関わってはいなかったのですが、slackでカスタマーサクセスの方からの以下画像のようなコメントを見かけるだけでも、ユーザーから喜ばれるサービスの開発に、自分も関わっていけることを考えると嬉しくなりました。

③輪読会などの学習イベントが多い

 今所属しているチームは毎週月曜日に輪読会を実施しており、現在は『SQLアンチパターン』の輪読会を実施しています。読んでいてよくわからない箇所はメンバーに確認ができたり、自分以外の人はどう感じているのか意見の擦り合わせができるので勉強になります。自分では手に取らないレベルの書籍も扱うことがあるので、そういった意味では強制的にインプットせざるを得ない状況になり、そういう面でも個人的に好きです。
 輪読会に限らず他、有志の勉強会など社内的に学習の機会が多くあり非常にためになり楽しいです。現在は、『請求管理ロボのユーザー理解を深めようの会』に参加しています。ユーザーインタビュー動画を見た後に、エンジニア同士で各々の感想を共有し合うような会です。普段、ユーザーの意見を聞く機会が業務上少ないため、新しい気づきがあり面白いです。

エンジニア未経験スタートしてこれまで意識したこと

①自分から積極的に動いてみる

 自分が今(その時)持っている能力では達成しづらいタスクに積極的に手を挙げるようにしました。毎週のスプリントプランニングで、メンバーのタスク割り振りをする際、そのようなタスクをやってみたいことをチームメンバーに相談します。プロジェクトの納期や難易度の兼ね合いもあるため、何でもかんでも手を挙げるわけではありませんが、手を挙げた際には快く任せてくれ、サポートしていただけるチームメンバーには大感謝しています。
 チャレンジングなタスクに手を挙げることについては、まだ自分が知らない機能の仕様を知る機会を作るためであったり、要件定義であれば、まずどんな要求であるかを十分に把握する必要があることを経験するためだったり、さまざまだと思っていますが、今まで自分ができなかったことをできるようになったと知るには、今までできなかったことに挑戦していくしか方法はないため、自分から動く必要があると思っていました。
 ここ最近では、slack上でカスタマーサクセスの方からの問い合わせに対して、できるだけ反応し、自分で調査し回答してみています。  今振り返ってみた時に、10ヶ月前の自分だったらこれはできなかっただろうな、と思う部分は少なからずあると感じたため、些細なことでも積極的に動いてみることは大切だと思いました。

②素直さ

 わからないことは素直にわからないことを認め、自分で調べた上で人に相談するようにしました。何か質問をする前に、『エンジニアであればわかっていて当然のことなのかな。、?』と心配することもありますが、先ずは自分で調べた上でも解決しなければ、その思っていたことを素直に発言するようにしました。『理解できた?』と言われた時、理解できていなければ正直に聞き直すなどします。教えてくれる側も、相手には素直でいてほしいと思っているのでは?と思っています。ちなみにROBOT PAYMENTのエンジニアは全員優しいので、前提知識の確認から丁寧に教えてくれます。 

大事だと気づいたこと

質問のしかたが大切

 弊社のエンジニアは基本フルリモート勤務のため、コミュニケーションは基本slackで、テキストベースか、huddle機能を使っての会話となります。オンラインでも声をかけやすい雰囲気作りがなされているため質問をするにも、雑談するにも何の会話をするにしても助かっています。とは言いつつも、流石にオフラインで同期的に会話をするような状況とは少し違うと思っています。未経験からエンジニアスタートしたての時は特に質問の仕方の難易度が高いのかな?と思います。
 先ずは、今課題と感じていることで結論から先に伝え、それに対してどういう考えを持って解決しようとしているかを分かりやすく伝えるようにすることが大切と学びました。(今も絶賛訓練中です)  できるだけテキストベースで質問した方が自分にとって考えを整理する時間が作れ、かつ相手の時間を取らないことができると思いますが、時にはhuddleを繋いで同期的に会話することも大切であると気づきました。例えば実装中、目的が達成できずつまづいている時には、会話の壁打ちのような(ラバーダッキング的な)感じでも声に出して相手に説明することで、考えがまとまって解決に近づくことがあったためです。
 また、人と会話をすることでリフレッシュできることもあるためそういった意味でも、会話するのは良い効果がありそうと思いました。

もしかしたらこれが最初のうちは一番大切かもと思ったこと。

『相手に伝わりやすい説明をする』ことが一番大切なことであり、日々敏感にならなきゃいけない部分だと感じました。特に未経験からエンジニアになったばかりの時は、技術的にも未熟でわからないことが多くあり大変でした。(今も絶賛格闘中です。)その際何がわからないのか(そもそもそれを解決することが本筋なのかはさておき)しっかり相手に伝わらなければ納得感は得づらいと学びました。

まとめ

 こうやって書くとちょっと恥ずかしいですが、1年を振り返る良い時間となりました。これからも頑張っていきます。ありがとうございました。



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