ROBOT PAYMENT TECH-BLOG

株式会社ROBOT PAYMENTのテックブログです

サブスクペイのプロジェクト管理ツールについて

こんにちは、ペイメント事業部システム課マネージャーの戸田です。
今回はサブスクペイstandardの開発や運用のプロジェクト管理ツールについてご紹介します。

プロジェクト管理ツール

皆さんはどのようなツールを利用してプロジェクト管理をされていますか?
Excelを利用したり、TrelloやBacklogなどWebサービスを利用してプロジェクト管理されていらっしゃるのではないでしょうか。
ペイメントシステム課では、サブスクペイstandardの開発や運用などのプロジェクト管理はRedmineで行っております。
Redmineって何?という方は、こちらをご参照ください。

Redmineを利用するためには、自分たちで立ち上げたサーバーにインストールしたり、My RedmineやAmazon Lightsailなど既にインストールされている環境を利用するといった方法もあります。
また、Redmineは様々なプラグインを導入して使いやすくできますが、そちらはまた別の機会にでもご紹介できればと思います。

タスク管理ルール

さて、我々がプロジェクト管理をする際は、タスクごとにRedmineでチケットを発行しております。
ただし、そのままタスクをチケット化しただけではどんどん溜まって埋もれていくだけなので、管理が難しくなります。

そこで、タスクチケットをまとめるための階層構造のルールを設けています。

■チケットの階層構造
 エピックチケット
  └ ストーリーチケット
     └ タスクチケット
     └ タスクチケット
     └ タスクチケット
  └ ストーリーチケット
     └ タスクチケット
     └ タスクチケット

タスクチケットは要件定義、開発、テストなど各自が担当する作業ごとに作成されます。
担当者は自身にアサインされているタスクチケットを見れば、いつまでに何をしないといけないのか作業の全量がわかるようになっています。

タスクチケットの上位にあるストーリーチケットは目的やゴールを定義したチケットとなります。
例えば、「○○画面に×××を表示する」とか「○○機能に×××を追加する」など。
つまり、各タスクはストーリーを実現するために必要な作業となるわけです。

ストーリーチケットの上位にあるエピックチケットは各ストーリーを実現するための元となった要望のチケットとなります。
例えば、「○○決済のデータをAPIで参照したり更新できるようにしたい」とか「新しい○○決済の機能を実装してほしい」など。
要望はシステム課からあがることもありますが、大半はお客様やバックオフィスからいただいた要望となります。

数多くの要望の中から優先度が高いものを選定し、要望を実現するために必要なストーリーを考え、そのストーリーを実現するために必要なタスクを洗い出し、それらをチケット化して担当者にアサインするといったことを常々行っております。

工数管理

プロジェクト管理においては、必要なタスクとそのタスクにどのくらい工数がかかったかの工数管理も行うことが多いと思います。

ペイメントシステム課では、担当者がタスクチケットの作業を終えるとそのチケットに作業工数を入力してもらいます。
管理者は毎月入力された工数を集計し、資産化対象となる工数がどれくらいか、機能に対する生産性はどれくらいかなどといった分析に利用しております。

Redmineは歴史が古く、いろいろな方によって拡張されバージョンアップを繰り返し、今に至っております。
他にも便利なプロジェクト管理のサービスはありますが、自分たちで運用することができれば、拡張性とコストに優れたツールだと思います。

最後に

もしRedmineの便利なプラグインの情報があれば、ぜひ教えていただけるとうれしいです。
また、こういった使い方しているよといった情報も大歓迎です。
ぜひお待ちしております。



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