こんにちは。2023年4月に新卒として入社いたしました、株式会社ROBOT PAYMENTの小林です。
入社してから早8か月が過ぎ、今年ももう終わってしまうのか。と感じるばかりです。
現在は、弊社のサービスであるサブスクペイの開発に携わっています。
さて、およそ1年間を振り返ってみて「この本を読んでいてよかった!」と感じるときがあります。
今回は、新卒エンジニアとして読んでよかった本を幅広い目線で紹介していきたいと思います。
今年読んでよかった本7選
Dustin Boswell (著), Trevor Foucher (著), 須藤 功平 (解説), 角 征典 (翻訳)
『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)』
(オライリージャパン、2012)
多くの方がおすすめする本ではあるとは思いますが、私もおすすめいたします。
最初にこの本を読んだときはすべてを理解するのは難しかったです。
しかし、およそ1年間開発に携わる中で、
命名規則や可読性の重要性を痛感したことで、
この本の重要性に気づくことができました。
一度読んで終わりではなく、自分の振り返りのためにも、
定期的に読み返すべき本だと感じています。
この本をさらに読み込んで、「優れたコード」をかけるよう精進します。
山田 祥寛 『独習C# 新版 』(翔泳社、2017)
弊社のサブスクペイは、c#で構成されています。
この本はとてもボリュームがあって、一度にすべて理解するのは難しいと思います。
ただ、それぞれのページはわかりやすく解説されているため、
私は辞書的な使い方をすることが多いです。
最初にみたときはわからなかった内容も、もう一度見てみると、
実際の業務で使った場面と結びつけられるので、記憶に残りやすいです。
そうやっていくことで、本質的な理解につながっていると感じています。
弊社のシステムの理解には、
山田 祥寛 『独習ASP.NET Webフォーム 第6版』(翔泳社、2020)
も併せておすすめいたします。
ミック『SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作 (プログラミング学習シリーズ)』
(翔泳社、2016)
SQLの基礎を学習するのにぴったりな本だと思います。
INSERT文やUPDATA文などの基礎内容から始まり、Grouping演算子などが解説されています。
私は集合演算が苦手だったのですが、この本で理解できるようになりました。
DBに新たなカラムを追加するときなど、SQL文が活躍する場面はたくさんありました。
ただSQL文を書くのではなく、より最適化されたクエリが記載できるよう、これからも学習を続けていきたいと思います。
小野 哲『ソフトウェア開発にChatGPTは使えるのか?――設計からコーディングまでAIの限界を探る』
(技術評論社、2023)
リリースされてから早1年が経ったChatGPTを、エンジニアのお仕事でも使うための方法を模索している書籍です。
ChatGPTの進化のスピードはとても速く、私も日々お世話になっています。
この本では、エンジニアのお仕事で使う際のプロンプトが多く紹介されています。
私はChatGPTを「頭では理解しているつもりでも、ごちゃごちゃしていて言語化ができない」ときに
よく使っており、ChatGPTと対話することで思考が整理されます。
この書籍を読んだことで、ChatGPTと話して自分の思考を整理する方法が身に付きました。
聞き方の工夫一つでアウトプットが変わってくるので、
ChatGPTをエンジニアのお仕事での活用に考えている方にはぴったりだと思います。
樋口 恵一郎『良いFAQの書き方──ユーザーの「わからない」を解決するための文章術』
(技術評論社、2021)
こちらはエンジニアに直接関わってくる本ではありませんが、読んでよかったと感じています。
エンジニアがマニュアルを作る場面があるのですが、製品を使う人にわかりやすく伝えるための
方法論を学習することができました。
マニュアルを作るときに、具体的な疑問を想定したうえで、
「その疑問をカバーするために必要な文章はなんだろうか」と考えるきっかけになりました。
新しい機能を作った先には、もちろんユーザーがいらっしゃいます。せっかく作った機能も説明がわかりにくいと、
使っていただけない場合があると思うので、よい伝え方を模索していきたいと思います。
Robin Williams (著), 米谷 テツヤ (監修, 翻訳), 小原 司 (監修, 翻訳), 吉川 典秀 (翻訳)
『ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版] 』
(マイナビ出版、2016)
こちらもエンジニアに直接関わってくる本ではありませんが、読んでよかったと感じています。
機会としては少ないですが、エンジニアがパワーポイントなどを用いて資料作成をするときがあります。
デザインは見た目をよくするという目的もありますが、
一番の目的は情報をわかりやすく整理して見やすくすることだと思います。
この本は、デザインの4大原則である「近接」「整列」「強弱」「反復」について詳しく記載されており、
わかりやすい資料を作るための方法論が記載されています。
タイトルに「ノンデザイナーズ」とある通り、エンジニアの私でも理解できるようにわかりやすく記載されています。
この書籍を読んで得たスキルを、資料作りに生かして、わかりやすい資料を作っていきたいと思います。
最後に
弊社の制度には「書籍の購入補助制度」や「開発ツールの選択制度」等があり、
非常に助かっています。これからも、エンジニアとして日々情報をアップデートしていきたいと思います。
弊社の制度についての詳細は以下をご参照ください。
https://www.robotpayment.co.jp/recruit/engineer-recruitment/
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